次の世代へ引継ぐ。

父の形見として使っていた万年筆。

都合二本あったのだが一本はご本人用として。

もう一本は父の従兄にプレゼントしていたものだった。

 

その従兄から筆を置くとして。

また父のもとに戻ってきた。

その二本とも私がかれこれ5年ほど使っていた。

 

万年筆を使っている間に。

どんどんとハマってしまい。

気が付けば使い切れない本数となっていた。

 

その5年の間に甥っ子どもを教育し。

万年筆好きにさせていったのだが。

そやつらに渡すことに決めた。

 

インクを抜き綺麗に洗浄して乾燥。

近々に甥っ子どもに一本ずつ。

これで都合三代に渡って使用することになる。

 

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