約二ヶ月ぶり。

無性に蕎麦が手繰りたくなった。

午後遅い時間に暖簾をくぐり。

昼餉と夕餉を一緒にしたものにした。

「鴨せいろ」

手繰り甲斐のある蕎麦だわと思いつつ。

熱々の出汁に冷たい蕎麦を浸けて。

口に頬張る。

やっぱり美味しいんだわ。

手繰ることに集中して食べていたら。

アッと言う間に終了。

プチ満腹を感じながら。

大将に挨拶して店を出た。

ご馳走様でした。