今回の中では一番ツライ検査でした。
=では、一部始終をば=
*先ず、胃のガス抜き薬という白い甘ったるい液を
キャップ一杯飲み干す。
*その後、肩に筋肉注射を一本打ちカメラの通りを
易くする為、ゼリー状のにがい液体を
喉の奥で5分ほど留めておく。
(ポカ~ンと口を上に開けた間抜けな姿で
ジィーとしている)
*5分経ってゼリーを吐き出し、
検査室のベッドに左側を下に横向きに寝て待つ。
*口には穴の空いたマウスピースをくわえる。
*ほどなく、小指大くらいの野太いケーブルを持って
医師が登場。
*ちょっとビビる。
*自在に動くかどうかをダイヤルを回しながらチェック。
先はかなり明るいライトが煌々と光っている。
*チェックが済むとおもむろに
マウスピースの穴にケーブルを徐々に突っ込んでくる。
*目をつぶる。
*喉元アタリで「オエ~ッ、オエ~ッ」とえづく。
*その都度、看護婦さんが優しく背中をさすってくれる。
*喉から食道、胃の方にケーブルが入っていくのが
分かる。
食道アタリが痛い。
*「目を開けておいて下さい」と言われ、
開いてみると黒いコードが目元に飛び込んでくる。
*そのコードには10cm?毎に目印があり、
まさに70という数字が見えた。
*それからまだズブズブと奥に入れていき、
胃の下の方にまで入れ込む。
*徐々に抜きはじめ、液を胃内に噴きかけてから
写真撮影を始め、また入れ込んでいく。
*「やめてくれ~!!」と心で叫ぶも届かず。
涙が噴き出てくる。
*「胃が荒れてますね」と独り言か話しかけているのか
分からない態度で話している。
*ケーブルを徐々に抜きだし、終了。
*約10分くらいか。
*みぞおちから喉元が痛いような違和感で
いっぱいになる。
=ざっとこんな調子でした=