白いページ。

読書がドン!と進む時があると思えばダメな時もある。
進むときは蚕が桑の葉を食べるように睡眠時間をむさぼってでも読み尽くしてしまう。

一転してダメなときのパターンも決まっている。
読んでいる文字が記号のような感じになってしまう。
内容を理解出来ずに記号を見ているようになってしまう。

そうなるとしばらくは本を読むのを中止する。
気休めに漫画や写真付きの本を読んだりするくらいか。
新聞も眺めるだけで内容は覚えていない。
年に一度は訪れる理由の分からない症状である。

しばらく経つと軽減してくるのか無性に読みたくなる。
その前段階のリハビリ用に開く本がある。
「白いページ」である。
作者は開高健
もう20年来の愛読書になっている。
一年に一度、読み返す本になっている。

ここしばらくは白いページのお世話になっていた。
が、本日は本屋に足を運んできた。
軽い読み物を購入し、復帰を目指す。
@「私の話」鷺沢萌
@「テレビの黄金時代」小林信彦
@「深川黄表紙掛取り帖」山本一力
@「戦艦大和復元プロジェクト」戸高一成

他にも過去に読んだ本で読み返したくなったのもあった。
@「樅の木は残った
@「陰翳礼賛」
@「百物語」
@「ヨーロッパ退屈日記」
@「沈黙」
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他にも気になってメモしている本は多数。
ザッと挙げると。
@「見ることの塩」
@「脚本家・橋本忍の世界」
@「国家の自縛」
@「国家の罠
@「白州次郎
@「中国がひた隠す毛沢東の真実」
@「ダンボールハウス
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こんなに片っ端から新刊を買う財力は無いので、ブックオフにでも行って探してみることにする。