痛い目に遭う。

その昔のこと。
仕事に煮詰まって逃げたくなった。

全てからは逃げられなかったが。
一部を釣りに救いを求めた。

初っ端のブラックバス釣りに。
蕩々とお給金を注いだ。

釣る楽しさを知りだしたある日。
河川のブラックバスを狙った。

とある一級河川(加古川)のテトラポットの上で。
大物がヒットした。

その日は雨が降っていたが。
釣れた興奮は用心を怠ってしまった。

大物のバスを手に。
トットとテトラを渡っていたら・・・。

ツルリ。

足を滑らせテトラに強打。
その瞬間にバスをポトリ。

あまりの痛みに唸りつつ。
雨の粒を頬に感じていた。

  □ □ □

時は経って。
鮎釣りが面白い最盛期の頃。

追っかける鮎は大物になり。
四国は三郎吉野川を目指した。

ポイントは流れのキツイ。
水深のある場所。

一発目に掛かった鮎で。
こちらがおぼれてしまった。

その時の吉野川の水は嫌と云うほど。
咽(む)せつつもお味を堪能させてもらった。

  □ □ □

「ロッジ」欄、更新。

  □ □ □

趣味と危険は。
紙一重でありますので。

ご年配の方も。
今後の日本を背負って立つ方々も。

ご用心するに越したことは。
ありません。

  □ □ □

無駄と思いつつ。
書いております。