神戸徘徊は楽しい。

昨日の午後。
先ずは万年筆の調整。

元町の万年筆専門店で。
都合3本ほど調整をお願いした。

調整後は抜群の書き味に変身。
9色のインクで楽しむことが出来る。

  ◇ ◇ ◇

長らく本屋さんにも。
足を運んでなかったのだが。

昨日は時間がたっぷりあったので。
三宮の大型本屋さんを堪能。

各コーナーを。
上から順に下りていった。

昔の本屋徘徊時にはきっと。
すべてのコーナーを歩いたのだが。

今ではネットでの購入ばかり。
年齢がそうさせるのかと反省しきり。

  ◇ ◇ ◇

何冊か購入した本を片手に。
茶店で時間をつぶす。

珈琲の注文などどうでも良くて。
場所の提供に感謝しながらページをめくる。

  ◇ ◇ ◇

影響を受けた作家は数あれど。
この人を抜きには語れない。

没後25年になる。

今一度氏の作品を。
読んでみようと思っている。

  ◇ ◇ ◇

夕方、ご友人と合流し。
先ずは鮨屋で乾杯。

最初の一杯はビールでも。
お造りには日本酒である。


あまりに旨口なので。
長居は危険とばかり次のお店に移る。

  ◇ ◇ ◇

ご友人がポロッとお話しする内容に。
時にオヤッと驚くのだが。

はたして。
この時もそうであった。

「○氏がこんなことしてるの
 知ってるか?」

「えっ!
 ホンマなん?」

「聞き出すのに
 2時間かかったわ」

「おもろい話題やけど
 誰にも話されへんやん」

「そうやねん」

と云うことで。
これ以上詳細には書けません。

  ◇ ◇ ◇

夜はたっぷりあるので。
3件目も楽しみましょうと提案すると。

「あいよ!」
ご友人の反応は早い。

オッチャン2人が目指すお店は。
ショットバーなどあり得ない。

夜の蝶や華が舞う。
オッチャン好みの正しい選択をする。

  ◇ ◇ ◇

ここでご友人は。
持ち前の嗅覚を発揮する。

前を歩く女性を見るや。
耳元で囁くのである。

「あのお姉さん、これからご出勤だから。
 彼女の店に行こう!」

こちとら。
異論などある訳がない。

  ◇ ◇ ◇

たどり着いたお店は。
日本語のたどたどしいお店で。

お客さんがカラオケで歌うのも。
韓国語と云う筋金入りだったのだが。

日韓の歴史問題やら。
慰安婦問題などの面倒臭い話題など。

微塵もないほど。
和気あいあいと楽しむことが出来た。

  ◇ ◇ ◇

背広を着ていたバブル時代。
一週間を置かず新地を闊歩していたのだが。

その時の楽しさを思い出した。
扉を開けるワクワク感。

お店の場所を覚えてないんだけど。
ご友人、また行こうね。