大昔。
浜松に住んでいた従弟ん家に遊びに行き。
ドライブがてら御殿場まで走ったことがある。
従弟は根っからの車好きで。
その時はフェラーリ美術館に案内してもらった。
当時はF40が最新車だったと思うが。
美術館には当然のごとく並んでいた。
新車からオールドタイプまで。
一台一台の説明を受けながら見たのだが。
どれもこれもレアすぎたからか。。
ドキドキ感も吹っ飛んでいた。
そんなスポーツ車を見ながら。
ある一台の車の前で立ち止まってしまった。
真紅でピッカピカに輝き。
グラマラスなボディーに見惚れてしまった。
まるでマッハ号(古い)を彷彿させる車。
それが288GTOであった。
以来、スポーツカーは288GTO。
そんな価値基準が出来上がってしまった。
とき同じくして。
1/43ミニチュアカーを教えてもらったのも。
その従弟であった。
その時はそれっきりとなってしまったのだが。
何十年と経ってから。
288GTOにもミニチュアカーにも。
出会えるチャンスに恵まれることとなった。
それが【スタジオロッソ1/43】のHPであった。
ミニチュアカーの製作過程を。
ほぼ毎日更新しているのを見るにつけ。
自分の好きな車を製作してほしいと思うようになり。
問い合わせて製作してもらった一台が。
レース用の車【312T2】であった。
その後288GTOの追加製作を依頼。
約3年以上の月日が流れた。
すると先日、HPを覗いてみると。
とうとうお出ましになっていた。
まだすぐに製作に入るわけではない。
・・・ないのだが嬉しくてご連絡申し上げた。
ちょいとレアな仕様にしたいので。
そのことを製作者に滔々と話すに至った。
今はただ車の形をしているメタルで。
サイズは手のひらに乗るくらいなのだが。
これがどんな風に変わって行くのか。
興味ある御仁は楽しみにして頂きたい。
製作者にお願いしているのはただひとつ。
思いっきりご機嫌さんで製作して下さいだけ。
何度か確認はあるかも知れないが。
こちらはただただお任せしますのみ。
だから製作に入りますとの連絡も不要で。
それはHPで確認しますからと申し上げている。
もちろん大人の財布は必要であるが。
子供の目になって楽しめるのだから納得なのである。