喪中葉書。

今年の初っ端。
祖母が亡くなった。

数え年で百歳。
大往生であった。

去年の今頃。
お見舞いに出向いたのだが。

それが最後になってしまい。
葬式には出席できずにいた。

昔の人にありがちな苦労人で。
とても信心深い人であった。

孫には優しく。
もっと頻繁に会っておけばと後悔している。

祖母の元気なうちにと数年前。
彼女の娘達と一泊旅行をプレゼントした。

これを最後まで覚えていて。
また行きたいと寝ながら話していた。

そろそろ喪中葉書の届く季節となる。
毎年受け取る枚数が増えるのだが。

今回は届ける側になった。
そろそろ葉書を注文しないといけない。