昨日より解禁になったイカナゴのシンコ漁。
やっぱりと言うか当然と言うか。
不漁で価格が例年の3倍近いお値段になった。
毎年やらずぶったくりを繰り返すのだから減るのである。
漁師も知っているだろうに止めないのだから仕方ない。
今ならマグロのやらずぶったくりで激減である。
産卵前のメスマグロを一網打尽なのだから結果は分かっている。
そのうち回転寿司のマグロが時価になる日も近い。
さすがの母上も辟易したようで今年は作らないと宣言。
庶民の郷土料理はもう高級食材に変わってしまった。
街にもくぎ煮を炊く匂いが少ない。
まぁ~仕方ないわなと納得するのである。
来年より数年間をイカナゴ漁禁漁にする。
そして漁獲量を今の半分以下でさらに数年続ける。
漁獲が回復した魚種はこの方法で復活を遂げたが。
早くに手を打たないと回復に時間が掛かる。
マスコミも警句を鳴らせば良いものをと思うが。
二週間も過ぎればお忘れになってしまうのである。
毎年お届けしていた春の珍味であるが。
今年以降は自重する所存でございます。