これから冬至に向かって。
釣瓶落としの日々である。
ズンズンと夕暮れが早くなり。
夜明け時間も遅くなる。
そうなると当たり前に。
見えにくい時間が長くなる。
当然のこと事故には注意し。
バイトの人の安全も留意している。
・・・しているが。
具体的な対策が施されない場合も多々ある。
先月、幹事会が開催された時に。
以下のような提案を出した。
@暗闇の業務なので安全費を認可して欲しい。
@具体的には反射シール費用を認める。
数年前にも提案したことがあったが。
その時は実績云々を盾にボツにされた。
ボツにした連中は夜中の業務時間は。
布団の中で熟眠してる奴らばかり。
現場での事故を事前に減らすなど。
予防第一を勘案して提案しただけに。
あまりのお役所発言に。
トサカのてっぺんから湯気が出る思いだった。
【予防に実績がいるのか!】
ところが。
事態が一変する出来事が続いた。
業務中の事故死が県内で。
立て続けに起こったのである。
労働基準監督署の調査が入り。
安全への指摘があった途端。
【安全指導を励行!】
@反射安全ベストを着用。
@反射シールをバイクに貼りましょう。
掌を返した様子を。
しらけた目で見ていた。
こちらはボツにされた時から。
個人的に実行していたのである。
それでも平和が続くと。
こちらも安全への配慮がボケてくる。
と同時に。
安全用の部品等も劣化してくる。
そんなタイミングだったので。
満を持して提案したのだ。
ボツにするような意見が出れば。
説得させる材料もそろえていた。
すると・・・
あっさり承認を得た。
拍子抜けするほどだった。
ま、それでも良かった。
早速、ヘルメットとバイクにと。
反射シールを購入した。
30mm(幅)×45.7M(長さ)のロール巻き。
色:反射率一番のホワイト。
明日以降に届くはずで。
ベタベタと貼りまくるのである。
事故ってからでは遅すぎる。
事故予防を可能な限り施す。
第一線の現場で指揮する者にとって。
従業員の事故回避を考慮することは。
当然の義務なのである。