紙面に制約ある限り。

先日の金婚式。

あの人もこの人も。
時間ある限り。

一人でも多く。
記者さんは取材をしていた。

頑張ってるなと思った。
翌朝の記事を楽しみに読んだ。

・・・のだが。

全員を掲載出来る訳ではないことを。
あらためて知ることになった。

記者さんの取材を思うと。
複雑な気持ちになった。

翌日の午後。
担当した記者さんにお会いした。

労いの言葉をかけたのだが。
やはり正直に感想を述べた。

「せっかく多くの人達を取材したのに、
 紙面制約があるからツライね」

記者さんは笑っていたが。
こうも申し上げた。

「それでも一人でも多くの人に、
 取材をして下さいね」

新聞紙面に掲載されるのは。
ほんのわずかな人達である。

その人達を掲載するために。
ボツになる多くの取材がある。

それが埋もれないように。
ネットがあるのだと思っている。

是非とも活用してもらいたいので。
こうして書いている。