私がまだ小学校に行くか行かない頃。
LP盤(知ってる?)で聴いた記憶しかなかった。
一番印象にあるのは。
・・・やっぱり。
♪テケテケテケテケテケテケテケテーーーーン♪
のギター奏でる音でしたね。
云うところのロカビリー。
還暦すぎて古稀も溌剌とお過ごしの先輩諸兄には堪らんでしょ?
昨日のブルーノートもしかり。
諸先輩が懐古し回顧する場所となっていた。
ギターサウンドは古臭く。
ギターテクニックも昔のまんま。
素人の上手なギター兄ちゃんでも弾けるやろうけど。
ベンチャーズが奏でるから価値がある。
ホントだよ。
ブルーノートはお初だったけど。
気になる人も多数やってくる。
「シャカタク」
「渡辺香津美」
「岩崎宏美」
「ラリー・カールトン」
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「あぁぁ、、、懐かしいぃ・・・」って人もいるはず。
・・・エヘン。私もそのお一人。
・・・エエ場所、見ぃーつけた!!
今年の活動開始の狼煙(のろし)は。
復古調からのスタートと相成った。
懐かしついでに。
彼らの奏でる曲を聞きながら。
当時の家族の情景がまざまざと甦った。
それは、日曜日の晩。
両親が恐る恐るレコードに針を下ろす姿。
スピーカーからブツッと鳴る、針が下りた瞬間の音。
レコードの埃を拾う一定間隔の音。
音楽が鳴ってる時は身動き出来なかった苦痛。
得意満々に音楽を説明している親の姿。
あれや、これ。
また。
これや、あれ。
当時を思い出してほのぼのとなった。
当然、音楽が聞こえていない場面も多々。
思い出すのに集中していただけである。
だけど。
それはそれでヨロシイのである。
30年以上も前の記憶を音楽が呼び起こしてくれた。
それだけでも、値千金だった。