両親の旅行先は東北地方の雪深い温泉宿。
天然温泉・雪見酒・旅館の主との歓談。
そんなこんな思いをたずさえて。
伊丹空港から。
ボンバルディア機で飛んで行ったのが。
2月10日の早朝。
こちらも。
旅行先にまで連絡するのは無風流だと思うので。
原則連絡はしないのであるけど。
確認しなければならない用事があって連絡した。
ちなみに。
携帯電話は持たせていたが。
圏外である。
だから、宿にお電話申し上げた。
「今、宿の主人と鮎談義、ヒック」
機嫌の良さから。
日本酒が注入されてるんだろうと。
察しがつく。
「明日は天候が荒れるそうやで」
「おぅ、そうなったら続いて泊まってくるわ」
「どうぞ、ご自由に」
◇
昔々は。
私も思ったら即決。
気ままに飛び立った。
初めは躊躇するし勇気がいるんだけど。
な~に。
慣れれば簡単なんだわ。
◇
今それを。
両親に実行させているまでである。
帰宅は明日の午後予定。
無地帰宅すれば。
どっぷり疲れてるんだろうけど。
うんざりするほどの土産話が待っている。
黙ってニコニコしながら聞くのが。
親孝行なんだろうけれど。
「ちょっと悪いけど黙っててくれる?
ニュース聞きたいから」
◇
・・・。
日常の生活が戻ってくる。