要領のいい兄貴とは違って。
不器用だった和弘くん。
長~い春でしたね。
それだけに。
今の感激はひとしおのことでしょう。
急に結婚を告げられて。
あたふたしたであろう。
ご両親を思うと。
少し気の毒ではありますが。
それでもこの日を。
待ちわびたことだと思います。
貴殿の兄貴もとても喜んでおり。
すぐに連絡を寄越してくれました。
そやけど和弘くん。
みんな心の準備もあるんやから。
ギリギリまで黙っているのは。
ホンマにあきまへんで。
兄貴、ボヤいてたぞ(笑)
さて、その本日。
尾上(おのえ)の松に見守られ。
無事、祝言謡もおえられたことでしょう。
キラキラ輝いて美しい花嫁殿と。
緊張でいっそう凛々しい花婿殿。
お二人の新しい出発を。
心よりお祝い申し上げます。
おめでとう。