ゲホゲホが止まり、ピクピクが止まらない。

空咳治療のために。
クリニックで診てもらった。

二日前のことである。

処方箋を書いてもらい。
薬局で薬を出してもらった。

医者からは。
「ちとキツイ薬ですぞ」

私は鷹を括り。
「大丈夫です」

飲んだら。
ものの見事に副作用が発生。

とてつもないほどの。
眠気が終始襲いかかってきた。

それでも。

さすがケミカル薬品。
ピタリと空咳が止まった。

夜中に安眠できる幸せ。
今晩も抱きしめて床に就く。

  ◇ ◇ ◇

利き手と。
そうでない手の差は。

箸が器用に使えるか。
ぎこちないかで分かるはず。

両手を同じように使うには。
特訓と慣れが必要である。

これは足でも一緒。
軸足か利き足かの差は明らか。

だから、お隣の先生に。
新たな課題をぶつけてみた。

両足のバランスを。
限りなく50:50に近づけたい。

この目標を適えるため。
新たな練習をしたい。

・・・すると先生は。
ニヤリと仏の微笑みを見せ。

鬼も涙する筋トレを。
優しく優しくお教えになる。

まぁ~ピンスポットの。
地味ぃ~なトレを続けろとおっしゃるばかり。

覚えが良ければ一発でスンナリ行くが。
紆余曲折と地道な反復復習が待っているのである。

単調なトレだからか。
嫌ァ~な筋肉痛が下半身を襲う。

・・・だけど。

近道などないのだと。
何度も何度もつぶやいている。

お陰で太腿の後ろ側は。
痙攣してピクピク。