身近でタイムリーで恐い話し。

同業他社の所長が逮捕された。
覚醒剤所持およびその使用。

新聞記事を読んで呆気にとられ。
その後からオツムがグルグルまわった。

1月には新年会で有志が集まり。
その時には普通に同席していた。

今思っても変わった様子は見当たらず。
キツネにつままれたようである。

ただ我が業界の悪弊のひとつに。
長時間にわたる諸業務がある。

逮捕された所長も睡眠不足が常態化していて。
連絡もままならない状態であった。

そう言えば10年以上前。
今でも忘れられない悪弊を体験した。

研修先の店では。
3K以上の労働が常態化していた。

平均睡眠時間が5時間弱。
酷いと4時間を切る日も多々あった。

経営者がバカで能なしほど。
この悪弊を平気で行使してしまう。

頭がスッキリしないばかりか。
常に疲れ果てて考えるのが億劫だった。

しかも根は一応真面目なので。
最後には心臓が悲鳴をあげてしまった。

こんなときにシャキーンとするモノがあれば。
手を出していたかもしれない。

それにしても恐いと思うのは。
あまりに身近に覚醒剤があるということで。

これを防ぐ方法がはたして。
労働環境の改善だけで良いのかと思う。

今回の件で勉強になったのは。
クスリを入手できる環境があること。

イヤな世の中になったなと思うと同時に。
自分も犯罪者にならないよう用心することである。