春夏秋冬。

学生時代は雪まみれであった。
様々な雪に出会った。

軽い雪、重い雪。
大きな雪、小さな雪。

雪掻きには。
軽い雪はラクチンだけど。

春近い重い雪には。
ホトホト閉口した。

小さい雪に感動したこともあった。

キラキラ輝く光の美しさに。
思わず息を呑んだことが何度かある。

今では貴重な体験だと思い。
当時をうつらうつら思い出している。

厳寒な冬を越えると。
そこここに春が見えてくる。

蕗味噌。
これも貴重な春のお土産である。

結局昔の思い出を食べて。
今を過ごしている。