釣り道具の話しを書いた。
道具には思い入れもあるし。
書きやすい内容でもある。
そこをもう一歩進めて。
こうも考えて釣りをしていた。
魚との接点は何か?
私の答えは鈎となる。
ピンピンに尖った。
ちょっと触れると突き刺さる。
それほど鋭利な鈎が。
釣果を格段に左右する。
実感したのは鮎釣りでの出来事。
プロと呼ばれる鮎釣り師を身近で見たことがある。
囮鮎の扱い、竿裁き、あれもこれも。
流れるような自然の動作に。
息を呑んで見入ったのだが。
その中でも鈎の交換は圧巻であった。
早いプロなら数分で交換。
おそらく使用時間は5分以内であった。
プロの話しを聞く機会があったので。
そのまま疑問をぶつけてみたところ。
魚と出会う接点は。
最先端の鈎が活躍するか否か。
ならば鈎先は常にピンピンで。
触れたら刺さるほどにすれば。
格段にヒット率は上がり。
釣果にも影響するんですよ。
それを聞いてからの鮎釣りには。
鮎鈎の交換量が倍以上に増えた。
これはどんな釣りにも共通なので。
鈎だけはピンピンに研いでいる。