ぬか床作ってみた。

ユーチューブで作り方を確認し。

友人のお店で糠を2kg入手。

スーパーで粗塩、鷹の爪、山椒の実、米麹等々購入。

 

夕餉後に捩り鉢巻で頑張ってみた。

感想:簡単になんか出来ない。

力仕事が約30分は必要であった。

 

糠1kgを大鍋にドサッと入れ込み。

塩水を徐々に注入しながら掻き回す。

おそらく蕎麦作りの第一歩と変わらない。

 

鍋に両手を突っ込んで。

糠を握り絞るようにして馴染ませるのだが。

これが中々の力技。

 

女性一人で奮闘するには難儀だなと思いつつ。

鍋の端まで手を突っ込んでこねくり回すこと20分。

この辺りから全体に万遍無く馴染んでるのに気付いた。

 

残りは耳たぶくらいの柔らかさに留意しながら。

掻き回しの最終章になって来るのだが。

この時には両腕がパンパンになっていた。

 

その仕上がったぬか床をタッパに敷き。

途中で山椒や捨て野菜や鰹節や昆布を入れ。

それらをぬか床で上から覆い被せる。

 

空気を抜くようにギュッギュ押しつつ。

平らになるように整えて。

周りの余分な糠は丁寧に拭き取る。

 

掻き混ぜた後の両手は綺麗になっていたが。

これが各家庭の味となって行くのだろう。

野菜保存庫に入れて業務終了。

 

ぬか床作りは家族総出で順番にやるのがよろしいな。

そうでないと嫌になりそうである。

「簡単」のキーワードには要注意である。

 

今後は母上が天地返しを繰り返しつつ。

美味しいぬか床に仕上げて行くと思うが。

力仕事は請け負わないと先に進まないと思う。

 

初体験のぬか床作りであったが。

一年続いたら大成功と看做して良いだろう。

美味しいぬか漬けを口にしたい。