玉置 成実(たまき なみ)ちゃん。その3。

やがて場内が暗くなり、開演。
成美ちゃんが現れると、いきなり全員総立ち。
私の心拍数も最高潮!!

“郷に入りては郷に従え”とばかりに立って手拍子を打つ。

よく見なくても、メチャクチャに近い。
相撲で砂被りという席があるが、そのようなもの。
生の足音が聞こえてくる。
歌っている口から、唾が飛んできそうである。

スクールメイツみたいなお姉さんも飛び出てきて、バックで踊っている。
良い眺めだねぇ。
隣のレインボーカラー頭のお兄ちゃんも踊っている。
一列目でずっと座ってしらけている馬鹿もいる。
そういうのを横目に。
お姉さんのご尊顔も、よーく拝見できる。

できるのだが。
成美ちゃんより綺麗どころは見当たらない。
「うぅぅぅん、メインは成美ちゃんやしな・・・」
「それでも、おかっぱ頭のお姉さんがヨロシイな」

何曲か歌って衣装替え。
ちょっと静かになり、一呼吸。
この時に友人に耳打ちする。
「次回の衣装替えでドロンするよ」と。

その後、客とのちょっとしたゲーム。
そして、歌、歌、歌。
この頃になると、どの歌も同じ曲に聞こえてしまう。
何曲か歌った後、二回目の衣装替え。

オジサンも限界。
限界時間は1時間。
ここでリタイヤ。

出口に向かう途中、後ろの席で一生懸命立っている僕ちゃんに。
「前から二列目のチケットだから、行って応援してき」
と、チケットを渡して会場を後にする。

解放されたという安堵と、お嬢ちゃんの飛び跳ねる姿を目の当たりにしたのとで、妙に興奮している。
道を歩きながら、やたらニタニタと頬がゆるんでいる。
「むむ、イカイカン」
冷ますために、ミュンヘンでググッとビールを飲む。
うまい!!

友人がニコニコしながら言った。
友人:「今度は、モー娘どうですか?一回経験したんだし、モー娘のコンサートは熱くなれますよ!」
わたし:「・・・加護ちゃんか、辻ちゃんのハチマキするの?」

・・・おめでたい人間だと我ながら感心するのでした。

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成美ちゃんは今年24歳。
でも、舞台では18歳前後に見えたんだけどなぁ・・・。
やっぱり、オヤジ!ちゅうことやね。

成美ちゃーん、応援しまっせー!!