紙上を賑わすような。
最新の本を購入しても。
わざと読まなかったり。
一押しCDを購入しても。
開封せずにそのままにしたり。
天の邪鬼な行動をするときがある。
特に。
紙面とは別に。
個人的に思い入れがあるときには。
上記の行動を。
条件反射のようにしてしまう。
【世間一般の情熱が冷めてから】
【今一度】
【ご賞味させてもらいます】
これだけ情報が氾濫しているのだから。
雰囲気に流されている部分も多々のはず。
その場は感激や感動しても。
ずっと生き残るのか?
そんな時に私は。
【タイム スキル(時間の技)】
これのお力を借りるようにしている。
フィルターで濾してみるようなもんです。
例えばお酒。
「サントリー山崎」を試飲をしたとき。
12年もの=美味しい!
25年もの=違う飲み物に化けている!
素晴らしい!!
例えば梅干し。
去年もの=酸っぱくて美味しい。
五年もの=味が馴染んでもっと素晴らしい。
例えば使っているペン。
一年もの=まだしっくりこない。
五年もの=身体の一部のようになっている。
挙げれば。
枚挙に暇無しである。
人間業ではどうしようもない事柄も。
時間が熟成と旨味を醸し出してくれる。
読み物しかり。
食べ物しかり。
飲み物しかり。
小さい書庫には。
まだ時間に晒(さら)している本も何点か。
何れは読むであろうと。
予定している。
が、しかし。
こちらの趣味趣向が変われば。
途端に興味を失せたり。
永遠にご縁のないモノとなってしまう。
それでも。
時間に晒すことは続けたいと思っている。
それでご縁が無ければ。
そんなモンなんです。