父上の鮎ダモは30年近い骨董品である。
母上が百貨店の工芸品展で買って。
プレゼントしたものである。(おそらく)
父上は当初使っていた記憶があるのだが。
途中からは違う鮎ダモを使っていた。
それでも押入れの奥に仕舞っていたようで。
ガサゴソしていて見つけてしまった。
手に持つと思うよりも断然軽い。
当方が使う鮎ダモより内径は狭いが。(約5センチほど)
後期の大鮎狙いなら使えそうである。(鮎を摘んで網に入れるから)
これで来年は老兵の活躍の場が出来る。
先行して形見の鮎竿は使っていたが。
来年は揃って使うことになるかも知れない。
それはそれで良い。
