停電、その1。

台風、凄まじくやって来ましたねぇ。

00:20分位かな、消していた部屋の電気がパッと点く。
ハッと目覚めた後、「ややや、隠れた能力(超能力のこと)がとうとう覚醒したか!!」と一瞬思うも・・・。
そこら中に灯りが点いていたので、簡単に「違うな」と平常心に戻り、もう一度寝直す。

で、起きる時間になって・・・。
店までバイクを走らせていると、国道43号線(地震で横倒しになった高速の下の道)の交差点でチカチカとパトカーが止まっている。
よーく見ると、お巡りさんが交通整理で赤い棒を振っている。
「停電か」とボンヤリ思ったコンマ3秒後、寒い予感が走る。

店の玄関は電動シャッターなのだ。
早朝から勘は冴えている。
ピシャッと閉まったまんま、開こうとしない。

通常は運んできた新聞に広告を入れ込んで、出発となるのだが、本日は広告はシャッターの中である。
バイト用のバイクもシャッターの中である。
しっかりとセキュリティは働いている。
オー・マイ・ゴット!!

若いお巡りさんが歩いて来て、復旧には時間が掛かるよ、とハイテンションの状態で忠告をくれる。
消防士のお兄ちゃんが、阪神電車の高架下で、もう3時間待ってるんですわ、疲れて話してくれる。
ゲゲッ。

仕方ないので、新聞だけ持って配達に出ることにする。
風はビュービュー、道にはあらん限りの物が落ちているし転がっている。
恐い恐い。

4時頃、店に戻ってみると復旧完了。
急いで、広告を新聞に入れる。
先に配達した家には広告だけを投函する。
二度手間ってやつです。

いつもの三倍ほど汗をかきました。
全身、潮風にまみれてベトベト。
帰宅後、堪らずシャワーを浴びました。

年に数回はこういうハプニングがあります。
ま、そういうもんです。

しかし、停電で思わぬ被害を被ったのは初めてだなぁ。