多数決の原理をご存じですか?

国会のニュースでよく見かけるのが。
民主党民社党共産党等々のお偉いさんが。
「○○大臣の罷免請求をする!」

本日もありましたな。

一応。
手続きに則って罷免請求を提出するも。
フタを開けば。
「この請求は否決されました!」

   当たり前やがな。

自民党公明党議席数の過半数を占めてるのに。
そんな法案や請求権を行使しても。
可決する訳がない。

そんなニュースを見るたびに。
政治家、マスコミ等々に思ってしまうなぁ。
国民を騙す。
出来レースと違ゃうのん?

あるいは。
国民がそんな原理を知らずに。
あれこれとニュースを見ているのだろうか?
ならば。
国民がアホタレと云うことになるんだわ。

多数決の原理が日本の民主主義の根底にあるかぎり。
どんなに騒いだり。
どんなにテレビでアピールしたり。
どんなに生番組で激論を交わしても。

   ダメダメ。

テレビのインタビューで答える市民も。
「多数決の原理だから勝てるわけないよ」
とか。
「野党が一過言云いたいなら。
 与党の議席数を半数以下にしないと意味ないよ」
とか。

本質を述べる意見を聞きたいんだけど。
目前の事項だけに気を奪われているご様子なので。
到底、期待する方が無理なんだわな。

こんな事を知らないでどうすんの?

さて。
来月は参議院選挙。
もう一度、申し上げますが。

日本の民主主義の根底には。
多数決の原理が働いております。

野党の○○という人が抜群な意見をおっしゃった。
野党の△△という人の意見に賛成だ!

でも。
今の情勢なら。
自民党公明党とで議席数を過半数を以上確保すれば。
野党がどんな代替(だいたい)案や罷免請求を提出しても。

   必ず否決。

年金問題も消費税問題も。
介護問題もあれもこれも。

   与党の案だけが通過致します。

だって。
多数決が支配する世界だから。

よ~く、肝に銘じておくべきですよ。