ごもっとも。

先日のお話し。

居酒屋のお隣に座る数人の中に。
偉そうな話しをする若者がいた。

あ~だこ~だと。
仕事のノウハウを話すのを。

聞くともなしに。
聞いていたのだが。

まぁ~話す態度は。
ワンマン会社の社長かい!

そんな感想を持つほど。
デカイいのだし。

自分に都合の良いことだけを。
話している。

酸鼻するその態度は。
いざお開きの段階になっても。

当たり前とばかりに。
接待を受けてやってる態度。

我が友人が隣りに居合わせてたのは。
若僧には不運だった。

彼らしい態度で。
そやつらに接近していきながら。

目は一切の柔和など無いのに。
友好的な態度を見せつつ。

偉そうな若者に。
やさしく挑発していた。

「あんた、ええこと云うやん
 そやけど口だけやな」

そして。
相手に有無を云わせず。

「自分より立場の弱いヤツに。
 おごらせるなよ」

そして。
駄目押しに。

「身銭切ってから、
 偉そうに云えや!」

現場に立ち会った。
我が感想は。

頼もしい友人を。
持ったものである。