教えてもらう。

先日、フラメンコ専門誌をいただいたお客様が。

今朝の神戸新聞に大きく掲載された。

事前に事情を知っていたので。
本日、ドサッと新聞をお届けした。

「この度はおめでとうございます」
「朝から電話が鳴りっぱなしだわ」

それはそれは嬉しそうな顔で。
喜んでいただいた。

立ち話しをしている中で。
フラメンコ誌のお礼と感想を申し上げ。

「フラメンコを知る取っ掛かりに、
 パコ・デ・ルシアのCDを買いました」

するとニッコリ顔になって。
亡くなったフラメンコギタリストの話しになった。

「彼の残した形跡は大きいんだ。
 彼の生い立ちはあ~で、こ~で」

半時間ほどあれこれお聞きしたのだが。
出てくるフラメンコの専門語が分からない。

「少しづつですが勉強しますので、
 また教えて下さい」

すると肯きながら。
こうもおっしゃるのである。

「間口を広げていると。
 おもしろい事が飛び込んでくるよ」

新しい分野へ好奇心をかき立てる。
良い機会を与えてもらった。