痴呆症の徘徊老人がある。
丑三つ時に働く我が身は。
とっくに見ていたし知っていた。
ただそれほど。
深刻にも考えていなかった。
でも深刻なんですね。
午前3時過ぎに。
パジャマ姿で歩いてる爺さん婆さん。
暖かくなると。
確かに出没するのである。
と、同じ時期に。
暇ガキ達も出没しだす。
どちらも難儀ではあるが。
より難儀なのは以下で見て取れる。
警察は暇ガキには職質するが。
老人は見なかったことにしてそのままである。
徘徊する老人の面倒を見る子も。
そんな時間に一緒に歩くなど考えられない。
普通は寝ている時間帯です。
こういう光景を知る者の誰もが。
見なかったことにしているのである。
明日は我が身だと思うので。
無い知恵を絞って一計を案ずるのである。
夜中にウロウロする暇ガキに。
お駄賃を払って徘徊老人の相手をしてもらう。
暇ガキ達も社会に役立っていることを。
活動を通して自覚させる。
ルールを作れば。
出来そうな感じがするんだけどなぁ。
◇ ◇ ◇
「趣味」欄、更新。
座席後部FF計画。
コンプリート。