目頭が熱くなる。

昨日は同業者の所長さん達が店に来ると云うので。

待っていたら一番には朝の五時半にお越しになった。

手土産をドスンと置いてひと言。

「お疲れさん!」

感情が込上げそうになったが。

微笑んで申し上げた。

「やっと寝坊の恐怖から開放されます」

深酒をしても遅くまで起きてても。

何があっても起きる時間は決まっている。

しばらく話し込んだ後に。

「4月は慰労会をしてあげるから」

嬉しい言葉である。

 

ひと休み後まだ残務が残っているので。

朝一番に客先に向かい処理する。

その後、店で待機していると。

所長さんがお二人でお越しになって歓談を。

「お疲れ様でした」

店にある雑用品の中で。

使い道のあるものは持って帰ってもらう。

するとお世話になった事務員さんお二人が。

想定外で店にお越しになった。

「お疲れ様でした」

「ありがとうございます」

これまた歓談しているとお客様がお越しになり。

「お世話になりました」

「長い間、ありがとうございます。

 引き続き宜しくお願い致します」とお礼を述べる。

午後の配達時間になって。

これで夕刊は最後だと思いつつ。

間違いないように配達を完了させる。

店に帰って来ると誰か座っているので。

誰だろうと思ったら。

姫路から所長がサプライスでお越しになっていた。

「お疲れ様です」

「わざわざありがとうございます」

うるうる目になりつつも我慢し。

「また姫路に伺います」と申し上げた。

やっぱり嬉しいもんです。

 

今朝の朝刊業務を終えて。

バイトさん達に長年のお礼と木札をお渡しした。

それぞれのバイトさん達の次の行先も決まったので。

ホッと一安心である。

「4月にお疲れさん会を開くので。

 そこでワイワイやりましょう」と申し上げ。

配達業務は終了した。

後は残務処理が残っているのだが。

なかなか頭の痛いものである。

段取りの手順を考えてから動き出す。

本当に休めるのはもう少し先の話し。

 

 

昨夜は姫路の所長の手土産のヤマサ蒲鉾でビアを呑んだが。

近年では経験が無いほどの多数の人とお会いしたからか。

急激に酔いが回ってあっけなくダウンした。

 

 

先代より合わせて47年。

仏壇の前で父親に無事終了しましたと報告した。

 

さ~て、お次は何で楽しもうか。

ちょいとウキウキし始めている。