熱燗で身体を温めます。

まぁ~、寒いねぇ。
昼過ぎからの霙(みぞれ)交じりの雨に泣いた。

い~や。
チーンと冷えた指にイライラした。
グルグル腕を回すと。
指先に血が通るのが自覚できるもんやね。

それでも。
10分が制限時間だった。
腹立たしいのにどうすることも出来ない。

呼吸も浅く。
口から出る白い息に眼鏡は曇るばかり。

久しぶりに痺れたね。

・・・真冬だから。
・・・そういうもんやけど。

こんな日の晩御飯は決まっている。

   鍋。

それと併用して。

   アチアチの熱燗。

お猪口で一気にキューッと呑む。

ちょっと経てばポカポカしてくる。

子供と違って。
我がの自家発電装置がまったく役に立たない。

ならば。
強制的にお外から注入する。

過ぎると翌日に禍根と二日酔いを残すが。
適量は快適な睡眠導入剤である。

寝不足気味なので頼もしい薬でもある。

興味津々の釣りカタログ雑誌を眺めても。
身体がポカポカしてくると。

襲ってくる睡魔には勝てない。

   今が絶頂期。