うつら、うつら。

一歩も外出せずに部屋内で過ごす。
最近の日曜日のパターンになっている。
万年床に寝転がり、本を読んでいるとウトウト。
そのまま本を置き、コトンと落ちる。

数時間後。
スゥーッと寝覚めるも。
しばらくは寝転がったまんま。
のっそりと起き上がり、本をパラパラ。
身体は動かさなくても腹は減る。

負担にならない程度、軽い物を食べる。
また万年床にゴロリ。
お外では寒そうな風の音が鳴っている。
なのに。
そんな音も子守歌に聞こえてくる。
眼がトロンとし、ウトウトしてくる。
コトン。

病人という訳ではない。
が、活発に動くこともしない。
やはり億劫なのである。
しかも寒いし。

今からも読みかけの本をパラパラする。
途中で眠くなればコトン。
夜中に目覚めれば、また本をパラパラ。

明日は寝坊が許される日。
存分に怠惰になろうと思っている。
ささやかすぎる贅沢気分かな。

ささ、読も読も。