「神戸新聞の100日」

来年、1月16日。
嵐の櫻井というアイドルが主演で。
テレビ放映されることが決定した。

原作はタイトル通りである。

この本を含む数冊の震災本は。
毎年、きっと読んでいるので。
手元に置いている貴重な本である。

それを本日から。
もう何度目かになる再読を始めた。

当時は現場記者さんだった人が。
実名でバンバンご登場している。
しかも。
今でも第一戦でご活躍している。

違うのは。
お偉い肩書きをお持ちになっていて。
バンバンと部下に指示している。
それだけである。

記者さんの知り合いが増えつつあるためか。
はたまた職は違っていたが。
同じ年代を震災場所で過ごしたためか。

読み込んでいくうちに。
新たな発見とともに。
震災当時を思い出すこととなる。

・・・あれから15年弱。

「あなたは震災で地震を学習したか?」
そう訊ねられたら。

「もう一度遭遇してみないと分からない」
15年経ってもそうとしか。

答えられない。