下問を恥じず。

ある玩具のレクチャーを受けたくて。

串カツ屋さんのバイト君を訪ねた。

今まで興味も無かったので。

ズブズブのど素人だとお断りしてから。

あれこれとお訊きした。

バイト君は真摯に答えながら。

遊びのポリシーも教えてくれた。

たかだか玩具をめぐる遊びなのだが。

これはこれで奥が深いと諭される。

面白いなと思い一歩進むことにした。

我が哲学は。

知らないなら知っている人にお訊ねする。

その人を教授と思えば。

年上・年下関係なし。

この年齢になってくると。

年下の教授がどんどん増えてくるのだが。

一向にお構いなし。

今回、レクチャーを受けた教授は。

倍ほどの年齢差があるのだが。

この先生と玩具を持って。

一緒に遊びたいと思うほどである。

いや、きっと。

実現しそうな予感がする。