北海道弾丸旅行。

今月は北海道へ遊びに行った。

 

7月の北海道は実に何十年ぶりである。

 

梅雨のない北海道を夢見ていたが。

 

当日は雨と霧だらけのハプニングの多い旅であった。

 

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伊丹空港から飛び立つ飛行機を写真に撮り。

 

搭乗者を見るも今回もガラガラ。

 

観光客の少なさにウキウキしてくる。

 

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いつも通りに離陸を動画に撮るも。

 

その後は雲の中を突き進むのだが。

 

航続距離が長いからか高度を上げていくと。

 

雲の上を越えて快晴の上空を飛行する。

 

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上空から見る雲の形はそれぞれだが。

 

雲の厚い箇所の下は大雨だろうなと想像する。

 

飽きずに窓から眺めていたら。

 

降下開始のアナウンスがあり徐々に下がって行く。

 

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それほど揺れもなくすんなりと降下したら。

 

数十分後には着陸であった。

 

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お久しぶりに北海道の地を踏む。

 

諸事情があって今回は一人旅。

 

受付でレンタカー手配の手続きを済ませ。

 

ナビに観光先を登録してユルユルとアクセルを踏む。

 

北海道の距離感は関西に住む人間には。

 

なかなか実感出来ないので高速を使って走る。

 

だけど単調過ぎてつまらないのである。

 

だから途中で降りて一般道を走る。

 

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北海道を走った経験者なら頷けると思うが。

 

一般道が高速道路並みのスピードなのである。

 

今回も十分に体験させてもらったが。

 

国道を80kmで走っていても抜かれてしまうのである。

 

北海道ならではの醍醐味だとウキウキしながらも。

 

走りの流れに乗って運転することにした。

 

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ウポポイ。

 

アイヌ民族の歴史を語る博物館。

 

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まぁ、ちと話題になってたので。

 

興味本位で行ってみた程度。

 

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ど田舎にある役場より素晴らしい建物なのだが。

 

維持が大変だろうなと違う心配をするほどで。

 

それ以外に大した感想はなかった。

 

一通り見たら車に乗って宿泊地に向かう。

 

途中高速に乗り休憩にと有珠サービスエリアで休憩する。

 

北海道でもサービスエリアで食べるのは決まっている。

 

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やっぱり濃厚なお味に感激し。

 

コーンの全てを食べ尽くす。

 

ソフトを食べながら風景を眺めていたら。

 

何ツバメと言うのか知らないが。

 

やたらとデカイ燕がビュンビュン飛んでいる。

 

野生味あふれたツバメでしばらく見入っていた。

 

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再びハンドルを握って宿泊地に走る。

 

当日の宿泊先に選んだ地は。。。

 

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その昔、友人と道央から道南をめぐった時に。

 

洞爺湖サミット(古っ!)が開催されたホテルに行ったことがある。

 

山の上にあるホテルは洞爺湖を見下ろせる場所に建っており。

 

素晴らしい風景であったが。

 

今回は湖畔に建つペンションにした。

 

温泉旅館でも良かったが何となくこちらにした。

 

チェックインの前に温泉でひと汗流そうと。

 

旅館街をウロウロ走っていると。

 

日帰り温泉の看板があった。

 

一番に見つけたので迷わずにそこにした。

 

入浴の支払いをする時に何気なく受付の人に。

 

この辺りで食事のできる店はありますか?

 

すると街案内のパンフを頂戴した。

 

それらを携えて風呂場に向かった。

 

風呂は旅館の一番上にあったので。

 

思わず洞爺湖を見下ろせる眺めで楽しんだ。

 

入浴客も少なく湯加減もいい塩梅。

 

日頃はシャワーで済ますのだが。

 

長湯をしつつ緊張している筋肉をほぐした。

 

汗ばむ体を十分に冷やすまで脱衣場でパンフを読み。

 

面白い店があるかなと読んでいた。

 

温泉を楽しんでペンションにチェックインすると。

 

型通りの説明を受けてから夕食の時間を聞くと。。。

 

素泊まりプランでの申込みなのでございません。

 

・・・はい?

 

ネットで申し込んだのだが。

 

どうやら朝食のみのプランであった。

 

旅にハプニングは付きものである。

 

温泉旅館で食事処を聞いておいて良かった。

 

朝食時間もついでに聞いてみると。

 

こりゃ飛行機にギリギリ時間になりそうなので。

 

事情を説明して朝食も抜きの素泊まりになった。

 

ハプニングではあっても。

 

早起きは全然心配ないので飛行場で食べても良い。

 

おそらく早起きで時間を持て余すなら。

 

一般道でチンタラ空港に向かうのでも問題ない。

 

部屋に入ってからすぐさま車に乗って。

 

旅館街をウロウロしながら食事処を探した。

 

一回目はラーメン店と居酒屋しか目が届かない。

 

二回目は寿司屋や蕎麦屋が見えだすもピンとこない。

 

三回目にやっと目に止まった店を見つけた。

 

Hydune(ハイドゥン)|洞爺のおいしさをガブリ。自家製バンズと焼きたてパテのボリュームハンバーガー | たびらい

 

お店に入って、いけますかと尋ねたらテイクアウトのみ。

 

それは都合が良いとばかり。

 

腹も減っていたので二つのバーガーを注文。

 

ペンションに持って帰ってビアと一緒に頬張る。

 

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店員から手渡された時に相当な持ち重りがしたが。

 

果たして完食できるかと不安になったので。

 

両方とも交互に頬張ることにした。

 

これが大正解でやっぱり1/3づつ残してしまった。

 

嗚呼、若者の胃袋が欲しいとつくづく思うのであった。

 

満腹でベッドに寝っ転がり。

 

地上波テレビを流すも面白くも何も無いので。

 

ニュースを延々見ていたのだが。

 

新コロの恐怖心を煽る番組ばかりである。

 

だいたい洞爺湖で人もまばらなのにマスクをしている。

 

統制もここまで来るとブラボーである。

 

チャンネルを次々に変えていったら。

 

阪神巨人戦が始まっていたので観戦することにした。

 

緊迫するピッチング戦で見入ってしまったが。

 

結局、巨人が勝って終了した。

 

電気を消して早めにベッドに潜り込んだ。

 

夜中に何回か目覚めたが北海道の朝は早い。

 

五時前に起きてニュースを見ながら。

 

地図を見ながら帰りのルートを検討する。

 

支笏湖を目指して千歳に入るコースで走ることにし。

 

五時半過ぎには出発することにした。

 

早起きは三文の徳。

 

一般道をのんびりと走って行くと。

 

次々にトラックに抜かれていくが気にならない。

 

北海道の醍醐味のひとつは一般道を走ること。

 

学生の頃はバイクでツーリングするのを夢見たものである。

 

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カーナビは高速優先でナビるので。

 

しきりに海側に出ろと言うのを一切無視。

 

支笏湖目指してどんどん一般道を気持ちよく走る。

 

走りながら色々なことを思い出した。

 

初めて北海道入りした時には友人家族と温泉旅行を楽しみ。

 

お次は道東のロングドライブをその家族とご一緒し。

 

面白い場所を提示するご友人家族の歓待を。

 

今更ながら感謝して運転していた。

 

またご一緒して楽しみたいなぁ。。。である。

 

峠越えでは深い霧にヤッホー状態になるも。

 

どんどん進んで行くと支笏湖に到着した。

 

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支笏湖にも温泉はあるが。

 

さすがに無料露天風呂ではないので。

 

湖畔をひたすら走って楽しむ。

 

これで行くところは終了。

 

レンタカーを返却しに行き。

 

送迎バスに乗って空港に到着。

 

朝っぱらから二時間半近くを走ってきたので。

 

遅い朝ご飯を食べようとラーメン街へ。

 

札幌なら味噌かと考えたが前に食べたから。

 

今回は違うものを注文。

 

その前にお疲れさんを踏まえて。

 

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ごくごくと一気飲み。

 

うんま。

 

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焦がし醤油ラーメンを注文。

 

いっや~美味いわぁ。。。

 

お次は塩ラーメンでもすすりたいね。

 

若けりゃ、もう一杯行くところだが。

 

あいにく若くないのでこれで満足することにする。

 

母上用に軽い手土産を買ったら。

 

チェックインして搭乗を待つのみである。

 

搭乗時間で機内に入ると昨日とは大違い。

 

超満員のぎゅうぎゅう詰めであった。

 

幸い窓側に席を取っていたので。

 

窓から見える雲を眺め続ける。

 

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スッキリ晴れ渡ればどこの上空を飛んでいるか。

 

分かる箇所もあるのでウキウキするのだが。

 

雲は雲で趣があるなぁと思うようになった。

 

着陸寸前は稲光がビカビカ光る中であったが。

 

アドレナリンがドバっと出てくる気分でもあった。

 

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予定時刻に着陸したので。

 

午後の業務は間に合うので助かった。

 

一応は保険は掛けていたが。

 

迷惑を掛けずに済みホッとし業務を終えた。

 

八月はジッとして九月にはまたもや飛び立つ。

 

さ~て、次回はどんな旅になるのやら。

 

それまでは泥水すすって仕事である。

 

頑張ろっと。