6月から解禁の鮎釣り。
今年は雨が多いせいか。
釣果がヨロシイ。
どうやら当たり年みたいですな。
かれこれ数年の間。
鮎竿を握ってないが。
気持ちはワクワクしている。
チャンスがあればすっ飛んで行って。
数時間でも釣り糸を垂れたい。
思えば、ちょいと昔なんて。
仕事と仕事の間に車を走らせて。
揖保川に週三回ほど。
川に立って鮎竿を握ってた。
往復の道中は大変だったが。
情熱は疲れを知らなかった。
ただし。
不文律の鉄則は守らなければならなかった。
仕事が第一優先なので。
どれだけ爆釣してても。
時間が来れば納竿である。
これは精神的に鍛えられた。
右目はカッカと熱くなっても。
左目は冷静でないといけない。
後ろ髪を引かれても。
撤退するしかなかった。
これは面白いのである。
だからか自己変革が芽生えた。
拘束時間に縛られれば縛られるほど。
秒単位で無駄を排除するようになった。
準備、行動、仕舞い、あれやこれや。
釣り時間を優先したいがために。
あらゆる手段を駆使した。
今でも変わりないのだが。
制約ある時間内で。
緊張感を持ってする鮎釣りは。
魅力があるのである。
“の~~んびり”
“ま~~ったり”
そんな気持ちでの鮎釣りは。
まだまだ。
私の辞書にはありません。