書きましょう、読みましょう。

前にも書いたことがあるんだけど。

キーボードで文字を叩くだけでは。

やっぱり頭に入らない。

・・・だから。

汚くてもかまわない。

筆順を間違えても。

最初は見逃します。

ペンを持って。

チラシの裏の白紙や。

雑記帳の余白に。

ご自身で字を書くことをお勧めする。

最初は単語だけでOK。

欲が出てくれば。

気に入った文章を書き写す。

どんな文章でも構わない。

片っ端から書き写すのである。

そんなことをしばらく続けていると。

言葉に興味を持つようになる。

第二ステップとして。

活字を読まなくてはならなくなる。

これも最初はかったるい。

読めない漢字で飽き飽きする。

それでも読めない漢字を。

飛ばして読み進んで行く。

あるいは。

少しだけ辞書で調べるようにする。

ちょいと意味が分かると。

ちょいと理解も深くなる。

そんなこんなを繰り返して。

日常化させて行くと。

だんだんと文章に慣れていく。

欲が出てくれば。

書き方を考えるようになる。

考えてもすぐには書けないので。

一進一退の攻防が繰り広げられる。

そんな練習をバカの一つ覚えで。

続けて行くのである。

三歩進んで二歩下がる。

・・・数年かかるかな。

それでもご自身の手で。

せっせと書くのである。

と同時に。

せっせと読むのである。

するとある日突然。

文章が化けるのである。

これは間違いない。

「化けたいなぁ~」

小生にも到来することを。

楽しみに待ちつつ。

今日もまた本を読み。

汚い字で気に入った文章や語句を。

書き写すのである。

手書きの重要性。

ゆめ忘れるまじ。