何事かと思うと。
「戦争法案に反対の署名をお願いします」
「戦争法案って何ですか?」
ちなみにお付き合いであるが。
新聞○旗も購読している。
「安保法制のことですよ、あれは危険だ」
「戦争をしない法案の勘違いではありませんか?」
ちょっと間があってから。
こう切り出してきた。
「中国や北朝鮮のことに関連するのですか?」
「よくご存じではありませんか。
あんな乱暴狼藉国家を看過出来ませんよね」
ちょっと旗色が悪いと思ったらしく。
違うことを話題に出してきたのだが。
「良いことを提案したときは署名してますよ。
ただこの法案には賛成だから署名はしません」
◇ ◇ ◇
去年、戦後70年談話が発表された。
身近な問題として考えてみて欲しい。
あなたの子供や甥や姪が結婚し。
その後に孫が生まれてきたとする。
愛らしい赤子の顔を見ているそんな時に。
こんなことを人から云われたらどう思うだろうか。
「この子も謝罪し続けないといけない」
もう一度70年談話を読み返してみたら。
ちっとはその意味が理解出来るのではないだろうか。
◇ ◇ ◇
クルクルな学生がまたぞろ。
あ~だこ~だと叫くのを。
マスコミがひつこく取り上げている。
これまた身近に考えてみたらどうか。
あなたの子供がそこに参加すると云えば。
両手を上げて賛成し背中を押すのだろうか?
私の甥がそんなことを云えば。
きっとこういうだろうと決めている。
日本は議会制民主主義である。
これは日本国憲法に定められている。
法治国家である日本で変えたいならば。
憲法改正の手続きが必要となる。
そんな手続きは関係ないと云い。
我々から変えていくのだとする行為は。
世界で云うところのクーデターだ。
法治国家の日本でそれを是と云うのか。
◇ ◇ ◇
さて、あなたは。
どこまでリアルにお考えでしょうか?