昨日も新蕎麦を求めて蕎麦屋さんの暖簾をくぐった。
大将が申し訳無さそうにまだなんですと仰る。
それでも秋の味覚は楽しみたいと。
舞茸のかき揚げ蕎麦を注文する。
発泡酒ではないビアは美味い。
熱々の蕎麦を手繰っていると。
大将が袋を抱えて満面の笑みでお越しになった。
「今、新蕎麦が届きました。製粉して明日から新蕎麦です。」
抱えている袋は蕎麦の実だった。
やっと新蕎麦に出会えるな。
今週か来週中には堪能したいと思った。
旬をやっと味わうことが出来る。
待ちに待った瞬間である。