星新一 1001話をつくった人。

活字を読むことの無かった私が一念発起。
最初に手に取った本の著者が星氏。
長編など読めなかったので。
あっさりした内容と容易な文章。
ショートショートの作品集はありがたかった。

当時出版されていた文庫本は全て読破。
氏の作品から次第次第に。
活字の世界にのめり込んで行った。
高校を卒業してからだから。
チョー遅咲きである。

その後、氏の作品から離れて数十年。
た~んまに買って読んだりしたが。
全くご無沙汰したままであった。

   □

この著者も。
同じような心持ちだったことを後述しておられる。
それがある契機から。
作品よりも作品を書く作家に思いが向きだした。

それから数年間。
星氏の資料集めに地道な下準備をされている。
その集大成が実った作品である。

驚くのは。
氏の文庫本発行数が今年の2月か3月時点で。
3000万部を突破しているそうである。
3000万部だよ。

読むに時間が必要かも知れないが。
星氏にお世話になった人なら。
あまりに知られていない氏の生前の姿を。
知る貴重な本となるはず。

一読をお薦めする。

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「かっとばせ!サトウキビ」

布教地域として。

@東北地方。
@関東地方。
@信州地方。
@北陸に近い近畿地方

各々に本日郵送。