つけ蕎麦。

今週の締め蕎麦になった昨日。

ジリジリと焦げそうになりながら。

這々の体で蕎麦屋さんの暖簾をくぐる。

ひんやりした店内で先ずはビアと焼豚を注文。

焼豚を頬張りながら締めの蕎麦も考える。

 

 

ただ時間帯的にバイトさんの姿が見えない。

普段はレジ打ちはバイトさんが対応している。

店の大将は蕎麦作りに集中するためか。

レジ打ちはどうも不得意のようなのである。

そんな事を考えつつ。

柑橘系で締めようと「すだち蕎麦」を注文。

酷暑の中で口の中はオアシスを求めるのである。

 

 

出汁もほぼ完飲した後。

お会計を求めると。

大将は苦笑いしながらツケにしてくれと仰る。

レジ打ちが苦手であるのである。

支払いは来週でも良いからとの事。

蕎麦屋さんでのツケ払いなど生まれて初めてだが。

これぞツケ蕎麦だと思い、了解しましたと答える。

来週の初蕎麦時にまとめて支払う。

ご馳走様でした。