昨日の予告通り。
バイクで5分の美術館へ行って来た。
小学生以上は夏休みも終了。
夏休みのザワザワした様子もないだろう・・・。
甘かった。
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その前に。
いつもバイクを止める駐車場に。
いつも通りバイクを止めると。
雇われオジサンがやって来てひと言。
観るの?
返す刀で。
あれ、僕いつも来てるやん?
何で知らんの?
オマケに。
僕のことを憶えといてよ。
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館内は小学生が見学に来ていた。
熱気がプンプン。
しかし、私はマイペース。
阿呆ガキがいたら注意するだけだから。
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毎年。
絵画はたくさん出品されている。
私はスゥ~ラ、スゥ~ラ観て回るだけ。
気付くのは。
やっぱりお国柄が絵に出てくるんだわな。
それぐらいしか分からない。
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絵画の判断や目利きなど無い私は。
ただただ観歩くだけである。
ほとんどが素通りに近く。
たまにハッとする絵で止まっても。
それだけである。
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“超”と付く絵画を観ても。
基本の姿勢はほとんど一緒である。
要は。
観た瞬間に鳥肌が立つかどうか。
あるいはもう一度。
出直してでも観たくなるかどうか。
それだけである。
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侮(あなど)れないのは。
何年後か何十年後かに。
フラッシュバックした時だな。
これはウキウキする刺激なので大事にしたいのである。
だけど。
記憶を頼りに探すのだから。
並々ならぬ努力と。
見つからなかった時の諦めも併せ持つ必要がある。
それでも出会いは重要なので。
無駄金を使うように。
どんどん自己投資あるのみだな。
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さて、美術館。
鬱陶しい小学生と一緒に観ながらも。
感心したこともあった。
こちとら何の感想も持たない絵を前に。
小学生のガキどもが楽しそうに。
指を指して笑ってるんだ。
そばで聞き耳を立てていると。
描かれている主人公の様子を楽しんでいるのだ。
観た瞬間に笑いが起こっている事に。
何とも不思議な感じがした。
帰ってからよく考えてみたら。
どうやら。
過去には持ち合わせていた感動を忘れてるんだな。
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色んなネチョネチョ・ニチャニチャした経験が。
観た瞬間の感動をも。
理由を付けて曇らせている。
そんな感想を抱かせた。
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絵画展は圧倒的に女性の作品が多数。
法則があるのかも知れませんな。
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ドカンと風穴を開ける作品に出逢いたい。
時が経って。
もう一度観てみたい作品に出逢いたい。
だから。
来年も出向きます。