書き留める。

二週間ぶりに。
お隣の整骨院に出向いた。

今回もベルトコンベアの上で。
トットコ走るのだと思ったので。

汗は必須だと思い。
Tシャツ&短パンで出向いた。

・・・すると。
ベルトコンベアは出場せず。

先生みずからが。
我が身体をチェックし出した。

「真っ直ぐ立って下さい」

言われるままジッとしていると。
あらゆる角度から睨んでおられる。

「前屈をしてください」

言われるまま屈(かが)むと。
あらゆる角度から睨んでおられる。

そして。
その都度。

足首やらふくらはぎやら腰のあたりを。
繊細な指先で摘(つま)んだり押したりしている。

そんなこんなの。
数十分後。

「腰のあたりが張ってますよ」
「はい、ちょっと距離を延ばしました」

「若干、背中を反ってますよね」
「アッ、はい」

「走る前に体幹トレをして下さい」
「何をすれば?」

「今やってる腹筋を十数回ほど」
「腹筋ですか?」

「走る準備を身体に覚え込ませて下さい」
「了解しました」

先生の見立ては。
以下の通りになる。

背中を反って走っているので。
腰痛があるはずだ。

その証拠に。
腰の筋肉がパンパンである。

もっと前屈みで走っても。
全然問題ないので実行しなさい。

医院での後半戦は。
右足股間部の柔軟体操漬け。

痛てててて。
新手の柔軟体操に苦戦するのであった。

今回の先生のご指摘は。

@走る前に体幹トレをしろ。
@柔軟体操の意義を考えろ。
@まだまだジョグを続けろ。

わたくし毛深いのであるが。
先生は足の毛の擦れ具合を見ながら。

右足の擦れをお手本に。
左足も同じように擦れて下さい。

こんな役立て方は始めてで。
ちと新鮮だった。

次回のチェックは二週間後。
それまでに修正を図る。

就寝前の今から。
右足股関節の柔軟体操に勤しむ。

いかに楽をしながら。
長時間のジョグを楽しめるか。

ヒントは。
今読んでいる本にありそうな気がする。